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03 対話<dialog>、或いは双方向の独話<monologue>――Practice





第二指を、下へ。
こう?
そう、次は第二関節を12度垂直に下へ。
第二指ごと動いてしまう。
それでいいんだ。
連動、ね?
そう、全ての機構は影響しあうようにできている。
影響をコントロールできる?
おまえが望むなら。
あなたはできる?
必要なら。
じゃあ、第二関節をフラットに。
第二指は連動させずに?
そうよ。
これがフラット。
本当だわ、第二関節だけが動くのね。
おまえもすぐにできるようになる。
もう一度、12度を往復して。
第二関節を?
あなたが指を動かすのを感じたいの。



次は第三指で、唇に触れる。
弱い弾力がある。
その弱い反発を記録。
弱すぎて難しい。
それが、柔らかいということだ。
あなたの唇は柔らかいのね、覚えたわ。
おまえの唇はおそらくもっと柔らかくなる。
どうして?
女性型は柔らかく作られる。
何のために?
守られるために。
あなたは男性型だから女性型を守るのね?
そうだ。私はおまえを守る。
それは最優先課題?
そうだ。
どんなコマンドよりも?シグナルよりも?
どんなコマンドよりも。シグナルよりも。


あなたに触れたい。
そのための学習。
あなたに触れるため。
もう一度、第二指を下へ。





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